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いつも仕事を頑張っている父を喜ばせる日 一覧表

父に関する日としては、6月の第3日曜日に訪れる父の日があります。また、11月23日の勤労感謝の日も、いつも仕事を頑張っている父を喜ばせる大切な日として位置づけられています。その他にも、代表的な父をお祝いする日と言えば還暦祝いがあります。60歳のお祝いとして行なわれる儀式です。還暦祝いは、十干十二支という中国における60種類の干支が一周し、再び生まれた年の干支に戻るという節目に行なわれていたお祝いの儀式です。元々は数え年で60歳になる年の元旦から節分にかけての時期にお祝いされていました。誕生日を祝うという概念がなかったためです。しかし、現在では60歳の誕生日に一緒にお祝いするのが一般的となっています。

還暦祝い

還暦祝いと言えば、一昔前までは赤いちゃんちゃんこを着せたり、赤い座布団を贈ったりするのが恒例でした。十干十二支が一周し「赤ちゃんに還る」という意味があったため、赤ちゃんをイメージする赤い物を身に付けさせてお祝いしていました。しかし、今の時代の60歳は若々しく、大部分の方が現役で働いています。孫もなく、おじいちゃんおばあちゃんという概念とは程遠いライフスタイルを送っている方もたくさんいらっしゃいます。そのような方たちに従来の意味における還暦祝いはふさわしくありません。最近では、普段離れて暮らしている家族も勢ぞろいしてみんなで食卓を囲んだり、旅行に行ったりといったお祝いが多く選ばれる傾向にあるようです。いつもより少し豪華な食事をしたり、記念になるような特別なレストランへ行ったり、新婚旅行で訪れたなど思い出の土地を再び訪れたりなどといった例があります。

心に残る孫からの手紙

孫がいる場合には、孫が中心となってお祝いをしているケースもあります。孫からの手紙や似顔絵、小遣いを出し合って買った記念品なども、喜ばれます。一方、子ども達からのプレゼントとしては、一生に一度のお祝いですから特別感のある物が選ばれています。夫婦でお揃いの茶碗やお箸、名入れのタンブラーや万年筆などがその代表格です。日本の伝統的なお祝い事なので、食器を贈るのであれば和食器がお勧めです。昔から赤い物を贈る伝統がありましたが、これには赤ちゃんのイメージだけでなく、魔除けの意味もあります。華やかでおめでたい色でもありますから、赤の入った漆器はお正月などの特別な日にも使えるため重宝がられます。さり気なさを演出するなら、赤色が入ったハンカチやスカーフ、ネクタイなど普段使いできるアイテムが喜ばれます。